【2023年度版】幼稚園児におすすめのiPadはどれ?比較してみた!

大画面で、パソコンの代わりにも使われるようになったタブレット。

タブレットにも色々ありますが、子ども向けアプリのラインナップの多さ、簡単な操作性などから、子供が使うタブレットとしてiPadを選択する人は多いです。

私にも6歳と3歳の子ども(幼稚園児)がいますが、最近はiPadで遊びながら文字や数字を勉強しています。

そこで今回の記事では、未就学児(幼稚園児、保育園児)におすすめのiPadについて、スペックや用途を比較しましたので、以下で記載していきます。

幼稚園児のiPadの使い方

幼稚園児がiPadを使う用途としては、主に以下が挙げられます。

幼稚園児のiPad用途
  • 動画視聴(Youtube Kidsなど)
  • お絵描きアプリ
  • 簡易なゲームアプリ(タッチするだけのもの、など)

幼稚園児なので、文字をキーボードから打つことはなく、また画像編集、動画編集などといった大きな容量を使う用途では使いません。

選んではダメなiPad

以下、これだけはダメ!というiPadについて先に記載しておきます。

(あくまでも、幼稚園児が使うこと前提です)

中古のiPad

中古といっても、比較的新しいiPadであればいいのですが、古い世代のiPadについては要注意です。

なぜかというと、古いiPadは最新OSが入らないことが多く、アプリが対応していないことが結構あります。

私の家にもiPadの第四世代(2012年発売)がありますが、OSがiOS11以降に対応できず、YoutubeやYoutube Kidsなどのアプリを入れることができません。

動画を見る際にもブラウザから見るので、視聴がしづらいうえに、あまり良くない動画にたどり着いてしまうこともあります。

仮に、現在最新OSに対応していたとしても、古い端末については徐々にOSが対応しなくなっていくことが想定されます。

そのため、購入する際は最新の世代の端末か、少なくとも1〜2世代前くらいまでの端末を選択しましょう。

大きいiPad、小さいiPad

大きいiPad(iPad Pro)は重いため、小さい子には持ち運びが困難です。

子どもは特に手荒に扱うこともあるため、落としてしまうリスクもあります。

落とした際の衝撃で床を傷つけてしまったり、故障の原因となってしまうため、高額すぎるiPadはおすすめしません。

また逆に、小さいiPad(iPad mini)は画面が小さいため、文字を読むために子どもが顔を近づけて見てしまいます。

視力低下のリスクがあるため、小さすぎるiPadもNGです。

幼稚園児におすすめのiPad

本題に入りますが、上記で記載したもの以外のiPadとしては、2022年現在、以下があります。

幼稚園児におすすめのiPad一覧
・iPad Air(第5世代)64GB、256GB
 - Wi-Fiモデル
 - Cellularモデル
・iPad(第9世代)64GB、256GB
 - Wi-Fiモデル
 - Cellularモデル

それぞれのスペックは以下の通り。
(以下はWi-Fiモデルで記載。Cellular対応の場合約20,000〜22,000円アップ)

名称 iPad Air 64GB iPad Air 256GB iPad 64GB iPad 256GB
重さ 461g 461g 487g 487g
画面の大きさ 10.9インチ 10.9インチ 10.2インチ 10.2インチ
価格 84,800円 106,800円 49,800円 71,800円

Wi-FiモデルとCellularモデルどちらが良いか?については、家庭の通信環境によるところが大きいため、比較は割愛します。

家に固定回線を引いている場合で、外に持ち運ぶ機会が少なければWi-Fi一択ですが、iPadをメインの持ち出し端末として使ったり、家に固定回線がない場合はCellularが良いでしょう。

幼稚園児のみが使う場合は「iPad」64GBで良い

園児のみが使う場合、最も安いiPad(第9世代)64GBが最適。

容量の64GBですが、iPadのOSなどのシステム使用領域で10GBほど使ってしまうため、残り50GB程度が使える計算になりますが、OSアップデート時の事前ダウンロードを考えるともっと使えなくなるので、実質利用できるのは40GB程度になります。

ただ、子供が40GBも使うことは滅多にないため、容量としては64GBで十分足ります。

(実際に現在iPad 16GBタイプを使っていますが、数年間何事もなく利用できています)

幼稚園児が使うだけ、という場合であれば上記でよく、コストも安く抑えられます。

まとめ
・幼稚園児が使う専用機であればiPad(64GB)で良い
・処理能力は十分だが、ストレージは記載スペックより少なく感じる

大人も使う場合は容量多めが良い

大人も使う場合、特にこだわりがなければiPad(第9世代)256GBが良いでしょう。

256GBあれば、大人の通常の事務仕事であれば問題なく使えます。

また、アプリを複数入れ、音楽や動画などを入れても容量的には問題ないレベルです。

ただ、動画編集をガリガリやりたい、という方だと、256GBの容量でも不安は残ります。

動画編集はMacbookやiMacなどの別端末で実施するか、外部ストレージを検討しましょう。

iPad AirとiPadはどちらが良い?

iPad Airは最新のApple PencilMagic Keyboard(for iPad)に対応しており、特に大人が使う場合、利用シーンの幅が広がります。

より軽く持ち運びも容易で、Magic Keyboard(for iPad)をつけると簡易なノートPCとして膝の上でタイピングもできるので、どこでも作業できる、という良さがあります。

またフルスクリーンで無駄なベゼルがないのもAirの良い点。カラバリも豊富で、見た目も良いです。

一方、iPad(第9世代)の良さはなんと言ってもコストが安いという点。

Apple製品の値上がりはありましたが、iPad(第9世代)は他ラインナップに比べて安く感じます。

iPadの容量は64GBと256GBのどっちが良い?

ちなみにiPad AirとiPadには64GBと256GBの選択肢がありますが、動画編集をする場合や、メインPCの代わりに、という場合には、256GBが望ましいです。

まとめ
・大人も使う場合、コスパ含めたバランスが良いのはiPad(256GB)だが、用途によってはiPad Airも有り
・普段使いであれば256GBあれば容量も問題なく、快適に利用できる

筆者が選んだ端末

筆者が選んだのはiPad Air(64GB)です。

理由としては、子どもは動画視聴やお絵描きがメインであり、小学校に上がった際にタブレット学習をする程度になる想定なので、容量はそこまで使いません。

また、筆者はメインPCとしてiMac(1TB)を持っており、動画編集や写真の保存など、ストレージを使う作業はそちらの端末で、テキスト作業やWeb閲覧などはiPadでと、分業できるため、iPad自体に大きな容量は不要です。

今このテキストもiPadにキーボードをBluetoothで繋いで打っていますが、とても快適です。

まとめ
・iPad Air(第5世代)は文句なしの逸品
・ただ普通のiPadより高いので、デザインや対応ガジェットにこだわりがある人向け

まとめ

幼稚園児におすすめのiPadについてスペックや用途から比較して評価いたしました。

幼稚園児向けには通常の、かつ最新のiPadであれば間違いはないでしょう。

ご参考になれば幸いです。