レシート1枚が10円に!レシート現金化アプリ「ONE」の使い方、情報漏洩などの危険性はある?

(2018/6/15追記:本アプリのサービスは、当初の想定以上の換金依頼が来てしまったため、現在利用停止中とのことです。)

今回は、リリース直後から話題を集めているレシート現金化アプリ「ONE」をご紹介します。




ONEってどんなアプリ?

ONEはレシートを撮影するだけで1枚10円で買い取ってくれる、
これまでほとんどの人にとって不要であったレシートに価値を与える新しいアプリです。

そもそもなんでレシートを10円で買ってもらえるの?怪しくない?という疑問を持たれる方も多いかと思いますが、
レシートから得られる情報には人の購買情報が詰まっており、それを集めて分析することで、何が売れた時と同時に何が買われているかだとか、
その人の金銭感覚がどのようなものかなど細かく分析できるため、
ものを売りたい企業にとっては必要な情報になり得るという試算のもと、
設定された金額のようです。

たしかに、ひとつひとつの情報は大したことなくても、
それが膨大なビッグデータとなり、顧客データと紐付けば、
今流行りのAIを使ってこの人が次に何を買うのか、といった行動予測が出来るかもしれませんし、
その人に合った広告配信が可能となったりと、
新しいビジネスモデルが広がっていきそうで、興味深いです。

ONEの使い方について

ONEアプリをダウンロードし、立ち上げた後にまず電話番号でSMS認証を受ける必要があります。

その後、4桁のコードを入力すれば、早速使うことができます。

手持ちのレシートを撮影するだけのシンプル機能で、
これまで現金化した金額情報もすぐわかります。

アプリには1日10枚まで、月間で3000円までの現金化という制約がありますので、
無尽蔵にというわけにはいきませんが、ちょっとしたお小遣い稼ぎには良いですね。
今まで捨ててたレシートが有効活用されるのは素晴らしい限りです。

ONEに危険性はある?

ONEで心配なのは、レシートをアップロードし、それを第三者企業に販売するという所で、
色々な情報が詰まっているのでユーザへの危険性という観点ではどうか?という所ですが、
たしかに出金時に免許証などの個人データを紐付けるので、
そこで個人情報が流出するのではという懸念はありますが、
レシートに含まれる個人情報としては購入店舗と購入商品、あとポイントの貯まり具合くらいなものなので、
あまり懸念するほどのものではないと考えています。

それよりも、レジの担当者名が書かれたレシートがあったりするので、
逆に店側が大丈夫?と心配してしまいますが…。
その辺りは、情報の取捨選択がなされるのだと思っています。

他にも、このサービスが起因となって
レジ前の不要レシートを勝手に持って帰る人が現れたり、
ゴミを漁る人が出てくる恐れがあったり、
そこは店側が対策が必要となってきそうな気がしていますね。

まとめ

ONEアプリは現役高校生が新サービスを立ち上げたという所と、
不要なレシートが現金化、というキャッチーな内容で今非常に注目を集めているアプリです。

1レシート10円という設定も今だけの可能性があるそうなので、
今から使い始めてみることをおすすめします。