近年の物価の上昇で一番の悩みは「食料品の値上げ」ですよね。
食料品の値上げが続くことで、収入に対する食費の割合も上がっている家庭は多いのではないでしょうか。
そんな中、できるだけ食費を節約したい!と考えている方は多いはず。
今回は、スマホ1つでできる食費の節約に役立つアプリをまとめましたので、ご紹介します。
目次
食費節約アプリについて
食費の節約に役立つアプリは、大きく分けると以下の二つのジャンルに分けられます。
- 不要なものは買わない、無駄遣いを予防するためのアプリ
- 必要なものは買うけれど、できるだけ安く手に入れるためのアプリ
それぞれに分けて紹介します。
無駄遣いを予防するアプリ
無駄遣いが発生する要因としては、
- 余分に買いすぎて賞味期限が過ぎてしまう事が多い
- スーパーに行くと誘惑に負けて余分なものを買ってしまう
といった要因があります。本項ではこれらの内容を解決するアプリをご紹介します。
pecco
peccoは、冷蔵庫にある食材を登録することで、賞味期限が近い食材を通知してくれるアプリです。
また本アプリの最大の特徴は「残った食材で作れるレシピを提案してくれる」という点。
しかも、AIが自分の好みを学習し、レシピを紹介してくれるので、あまり好きじゃない料理を紹介することもなく、
無駄なく料理をして食材を使い切ることが可能。
また、
・これは早く消費したいから、優先的に使いたい!
・これは子どもがアレルギー持ちだから、使いたくない!
という場合のために、レシピ提案に対する食材選択機能もあります。
賞味期限を通知するアプリはいくつかありますが、具体的に使い方まで指示してくれる事に特化した本アプリは非常におすすめです。
- 冷蔵庫の食材を登録しておけば賞味期限切れの前に通知してくれる!
- 冷蔵庫内の食材でできるレシピを教えてくれる!
- アレルギーにも対応したレシピ提案も可能!
買い物リスト
本アプリは、買い物リストを作成し、家族と共有できるアプリです。買い物リストを作成することで、無駄な買い物を防ぐことができます。
本アプリの特徴は、リストの作成は食材画像のタップから音声認識等にも対応しているため極力シンプルになっている点と、さらに買い間違いも防止するための「画像メモ」機能がある点です。
また買い物リストの作成は、果物、肉、野菜、などのジャンル別で指定できるのもいい点。
買いたいものを想像するときは「あれが欲しい、これが欲しい」と、ジャンルは無関係に思いつくのでその都度メモをしますが、実際に買い物をするときは「果物コーナー」「野菜コーナー」と回っていくことになるので移動ロスも防げます。
買い物リストは同アプリをいれている家族と共有できますが、画像でリストがあると、例えば家族に「牛肉を買ってきて!」といったときに、料理する人はこま切れを想像していたのに、いざ買ってきたのがステーキ肉だったり、という事を防げます(笑)
無駄買いを防ぐのに最適のアプリです。
- 画像で買い物リストが作れる!
- 食材のジャンル別のリストが便利!
- 家族と共有できるためおつかいにも使える!
Limiter
Limiterも冷蔵庫の食品の賞味期限を管理し、期限日に通知してくれるアプリですが、
本アプリの特徴は「バーコード読み取りができる」という点。
商品のバーコードを読み取ることで商品を登録できるため、「登録の手間がかかる」という冷蔵庫管理アプリの最大のデメリットを最小限に抑えています。
さらに、本アプリはバーコード読み取りだけでなく残り食材から簡単なレシピ検索、また家族と共有できる買い物リストにも対応しているオールインワンのアプリです。
- バーコード読み取り機能で冷蔵庫の食材登録が簡単!
- 期限が近づくと通知してくれる!
- レシピ検索、買い物リスト機能もあり!
食材をできるだけ安く手に入れるアプリ
食材は、できるだけ安く手に入れたいものですが、
- どうしても必要なものがあり、いつも行くスーパーで割高で購入してしまった
- お惣菜や生鮮品は夕方の割引狙いで行くけれど、他の人に取られてしまって買えなかった
本項では、
・必要な食料品を安く、確実に手に入れられるアプリ
をご紹介します。
tabete
TABETEは、フードロスになりそうな食材を安くても良いから売りたい店と、安くて良い食材を買いたい消費者をマッチングするアプリです。
売れ残りそう、という店舗のレスキュー依頼に対して消費者が選択し、クレジットカードで決済してお店に受け取りにいく事で、安売り品を確実にゲットできます。
一時期はTABETE用に作ったのでは?という品物もありましたが、今はそんな事はなく、主には「売れ残りのパンの詰め合わせ」を出している店が多い印象。
スーパーマーケットや街のパン屋さんだと、「行ってみないと在庫があるかわからない」という状況ですが、本アプリであれば事前にアプリで決済できるので、無駄な移動をしないですみます。
ただ、やはり店の数はまだ少ないのがデメリット。
都会に住んでいる人は利用価値のあるアプリだと思います。
- 良いものを安価に買うことができる!
- スーパーマーケットに行く前に、割引商品を抑えられる!
- 特に「良い店のパン」を安く買いたい人におすすめ!
Shufoo!
Shufoo!(シュフー)は街のチラシをスマホでまとめてみれるアプリです。
通常は店に行くか、新聞などのチラシで確認していた個別の店舗のチラシを、スマホでまとめてみれるので、
・この食材はどの店がいつ安いのか
・今日お買い得の商品は何か
を把握することができ、いつどの店に行って、何を買えばお得か、の戦略を立てる事ができます。
またShufooにはチラシを見ることで貯まるポイント機能もあり、貯めたポイントを商品の応募に使うこともできるので、
チラシを見れば見るほどお得になる仕様になっています。
- 近くの店舗のチラシをまとめて見る事ができる!
- チラシを見ると貯まるポイント機能もあり!
- ポイントをためて景品の応募に使える!
トクバイ
トクバイもチラシを見れるアプリですが、違っている点は
・特売の品をピックアップして表示してくれる点
・レシピを紹介してくれる点
・クーポンが掲載されている点
ですね。
また、掲載店舗も異なっており、shufooにあってトクバイにない店舗、逆にトクバイにあってshufooにない店舗、もあるので、両方のアプリを入れておく事をお勧めします。
- お勧め商品、レシピを紹介してくれる!
- 店で使えるクーポンも掲載!
- Shufooに掲載されてない店舗が掲載されていることも!
まとめ
食費節約に役立つアプリを紹介しました。
チラシアプリについて、Shufoo!もトクバイにも言えることですが、商品を指定することで、その商品が掲載されているチラシを検索、比較する機能が欲しいですね。
今は近くのスーパーのチラシを全チェックして、買いたい商品が掲載されていないかを確認する手法しかないのですが、
買う商品が決まっている家庭は多いと思います。
ぜひチラシアプリ開発の方には尽力いただきたいところです・・・!