本記事では、マイホームを他の人に見てもらうだけで1万円貰えるサービス「イエコネ」について解説しています。
目次
イエコネって何?
イエコネとは、「家を建てたい人と、実際に家を建てた人(オーナー)をマッチングさせ、建てた家のおうち見学ができるサービス」です。
本サービスの凄いところは、「家を見せてあげた人にはイエコネ側から1万円の報酬がもらえる」というところ。
見学者も無料で見れる上に、オーナーは家を見せるだけでなんと1万円ももらえるという画期的な副業です。
どうしてこんなに高額な報酬が貰えるのか?
通常、住宅会社は自社でモデルルームを用意して、そこで建てたあとのイメージをしてもらい集客につなげる、というパターンが多いんですが、モデルルームを維持するのもコストがかかりますよね。
そこを、実際に建てた人の家を使うことで、かかるコストを抑え、その分報酬として多く充てられるというわけです。
また、それだけではなく家を見学した人が、同じ建設会社で家を契約した暁には10万円もの報酬がもらえるという破格の報酬。
家を建てた人は住宅ローン等出費もかさむでしょうから、絶対にやったほうがお得ですし、お金がもらえるのは有難いですよね。
イエコネの使い方
イエコネサービスの使い方ですが、以下、オーナーの場合と見学者の場合に分けて記載します。
オーナーの場合
オーナーは、以下の流れでイエコネを利用します。
オーナー登録を実施
オーナー登録に必須の情報は、氏名や住所のほか、「住宅会社」および「支店名」、「施工年」が必要となります。
この情報でイエコネ側が審査を行いますが、基本的には「イエコネと提携している住宅会社でないとダメ」です。
何故なら見学報酬、成約報酬は「住宅会社」が負担するためです。
イエコネを使ってオーナーの家を見てほしい、ひいては、その住宅会社で家を建てて欲しい、と住宅会社が思ってないと意味がないですからね。
おうちページを公開する
審査に通ったあとは、家をスマホで撮影し、説明文等を記載して見学者向けに公開します。
また、見学に来てもよい日や時間帯について設定します。
あとはマッチング結果を待つだけです。とても楽。
見学者の場合
エリア別、住宅会社別などから、見たい家を検索します。
見たい家を見つけたら、オーナー向けにリクエストを送信します。
オーナー側から見学リクエストの承認が来たら、見学の予約が確定します。
おうち見学を実施
予約の日時になったら、オーナーと見学者だけで、お家見学会を実施します。
ここでポイントなのは、住宅会社が見学会には参加しない、という点。
忌憚の無い率直な意見が聞きやすく、生の声が聞ける良い機会になります。
イエコネのメリット
イエコネを利用することにより得られるメリットは以下の通り。
見学してもらうだけで1万円の報酬
まずは、見学者側は「見学が成立するだけで1万円が獲得できる」という点がポイントです。
おしゃれで目を引くような家であれば、見学者も増えて副業としてかなりの収入も期待できますね。
成約報酬の10万円も大きいです。
見学者は実際に住んでいる雰囲気を知れる
モデルルームだと綺麗すぎて、生活のイメージがしづらかったりしますが、実際にオーナーが住んでいる家は、自分が家を建てた時のイメージもしやすいです。
また、ここは気に入っている、ここはこうしておけばよかった、という生の声が聞けるのもメリット。住宅会社だとマイナスになることは言わないですからね。
イエコネのデメリット
イエコネを利用する際のデメリットも挙げておきます。
北海道しかサービス展開していない
これが今のところ一番のデメリットなのですが、サービス展開エリアが狭すぎる問題。
実はまだサービス開始直後のため、北海道の一部、かつ、住宅会社が限定された状態でしかサービスが利用できない状態です。
これは、イエコネ運営にエリア展開を早く実施してもらうしかないです・・
住宅会社が立ち会わない
これまでも住宅会社が企画して、オーナーのおうち見学を実施しているところもありましたが、
社員が立ち会うことで、ある程度ルームツアーには節度が保たれ、スケジュールを遵守して見学してくれるメリットはありました。
イエコネだとユーザが直接訪問するため、上記のポイントが守られるとは限らず、住宅会社が企画するものより多少リスクはあると思います。
とは言え、見学者は何かあった際の保険加入が自動でおこなわれるため、金銭的な部分での心配はないと言えます。
複数見学した場合、別のオーナーに成約報酬がいく可能性がある
成約報酬の10万円ですが、これに関してはイエコネの注意書きに「同一住宅会社のオーナー邸を複数見学された場合は、最も参考となったおうちをご回答ください」とあります。
これを見ると、このお祝い金が入るのは「見学者が複数見学したうちの1件」である事がわかります。
前に来てくれたあの人が家を建てているのに、お金が入らない!という可能性がある点については注意が必要です。
まとめ
イエコネについて記載しました。
とにかく本サービスに関して言いたいのは、エリアがまだまだ狭い、という点。
北海道の一部のみなので、東京、大阪あたりで有名な注文住宅の会社が参加したら爆発的に人気になりそうなサービスです。
自身がエリアの場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。