子育て家庭は何かとお金がかかるもの。
収入がなかなか増えない中で、子供2人を育てる4人家族だと「毎月赤字」「貯金ができない」という人は多いのではないでしょうか。
さらにこんな状況で続く値上げラッシュ。どうしても家計は赤字になりがちですよね。
特に子供がまだ小さい家庭では、食費や教育にかかるお金もこれからさらに増えるため、早めの対策が必要です。
今回は、時間がなかなか取れない人でも「スマホを使って簡単にできる家計の回復ワザ」について紹介します。
保険の見直しは2年に1回スマホで実施
まず初めに確認したいのが「保険」です。
保険は特に子供がいる家庭では万が一のために必須ですよね。
保険は「家族構成に変更があったときに見直す」というのが通説ですが、実は、保険は家族構成に変更がなくても2年ごとに見直すべきです。
理由としては「同じ条件で、より安価な保険が出ている可能性が高いから」。特に近年では保険会社の営業コスト削減に伴った安価なプランが続出しています。
ただ、保険を乗り換えるといっても保険のお店に行って見直す時間ってなかなか取りにくいですよね。
行ったとしても1回に1〜2時間はかかるので、小さい子供と行くと、子供は飽きてぐずりがち。
おすすめなのが、「写真で撮るだけ」で乗り換え先が診断できるスマホアプリ「パシャって保険診断」です。
本アプリは現在の保険証券を写真で撮るだけで、FPが診断して最適なプランかどうか判断してくれます。
さらにFPとの無料でのチャット相談も時間の拘束は必要なく、好きなタイミングで確認することができる上に、具体的に話を聞きたいときはオンラインで話を聞いたり対面で会ったりも可能。
完全無料で使えるので保険見直しは本アプリ一択。おすすめです。
通信費は上限1万円を基準に
次に、4人家族の通信費の最大ケースを考えてみましょう。
4人全員がスマホを持っていると仮定し、テレワーク等で固定回線も必要、というケースを考えます。
固定回線は、基本はそこまで安くならないのが現状で、戸建で5,000円程度ですが、スマホは、固定回線を引いている場合は家庭内はWi-Fi利用できるため大容量は不要で、格安SIMにすれば1人あたり2,000円/月でも高い方です。
家族で使うならおすすめはIIJmio。家族でのデータ量シェアも出来、MNPでの端末割引やネット回線との併用でずっと660円割引等、かなり安く使えます。
今は楽天モバイル0円運用が終わりましたが、楽天モバイルからの乗り換え先としてIIJmioが人気急上昇。今一番人気の格安SIMです。
スマホアプリで食費を節約
変動費の中で最も大きいのが食費ですよね。
食費を削るのは、体の健康や心の健康に良くないという話もありますが、全く同じものを安い値段で買えるのであればどうでしょうか。
食費は同じものを安く買うだけでも、かなり食費を節約することができます。
おすすめは「チラシアプリで近所のスーパーの価格を比較する」方法です。
最近では新聞を取らない家庭も多く、チラシを見る機会も減っていると思いますが、チラシアプリでいつも買うものを登録しておくことで、特売になっているタイミングで通知してくれるアプリもあります。
また単純にチラシを見るだけでも、いつも買うものが安くなるスーパーもわかり、食費の削減につながります。
まずはチラシアプリ最大手shufoo!を入れておくことをおすすめします。
家計全体を見直し
保険、通信、食費と大きい見直しに役立つアプリ等を紹介しましたが、家庭によってはそれ以外の支出が大きいこともあると思います。
大事なのは、支出を見える化して、無駄なものを省く事です。
おすすめは「家計簿アプリで支出管理」です。
家計簿アプリと聞くと、「入力が面倒で続かなさそう」というイメージを持っている方も多いと思います。
マネーフォワードMEの家計簿アプリなら、カード情報や電子マネー情報から、毎月の支出額を自動で分類し、分野別で何円支出をしたかをグラフで表示してくれるので、全く入力の手間がかからず、かつ分析も楽々。
・毎月一定額のものが減らせないか
・思った以上に多い支出部分を減らせないか
といった分析に使うことができ、家計全体の見直しに役立てることができます。
まとめ
スマホアプリでできる家計の節約ワザについて記載しました。
・固定費削減
・変動費削減
どちらも無理のない範囲で取り組むことが大事ですが、「昔から払っているもの」については特に見直しが大事となります。
赤字家計を抜け出すための手助けとなれば幸いです。