すでにサブスク配信がメインとなった現代の音楽業界。多くの人はスマホを使って音楽を聴くのが一般的。
今や、サブスクで音楽を聴く人は3,000万人に達するという調査データもあり、実に国民の4人に1人がスマホやPCのサブスクで音楽を聴く時代となっている現状です。
ただ、サブスクはその性質上、月額1,000円程度かかるのが実態。家計にも負担がかかりますよね。
4人家族が全員加入したとすると年間で約50,000円も音楽に払う計算になります。できるだけ負担を減らしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
実は、音楽を無料で聴く方法は存在します。
それって、違法だったり、危険な方法だったりするんじゃないか、と考える人もいるかもしれませんが、きちんと公式が認めたキャンペーン等を利用する方法なので、完全に合法で、安全な方法です。
本記事では、スマホで音楽を無料で聴く方法について解説します。
目次
スマホで音楽を無料で聴く方法
具体的には、以下の手順で行います。
- 音楽配信アプリの「初回無料キャンペーン」を利用
- 定期的にある「最大◯ヶ月」を活用
- すでに加入している別サービスの付加サービスとして無料で利用
基本的に、音楽配信アプリは無料期間が存在し、また音楽配信アプリもかなりの数が存在します。
これらを利用しながら、音楽を無料で聴くことが可能となります。
以降、無料期間のある音楽アプリ一覧を紹介します。
無料で聴き放題が使える音楽アプリ
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アイコン | アプリ名 | アプリ概要 |
1 | ![]() |
楽天ミュージック | ・初回60日間無料で聴き放題 ・楽天カード会員から有料でも780円/月で最安水準 |
2 | ![]() |
Amazon Music | ・プライム会員なら無料で聴ける(制限あり) ・Unlimitedの聴き放題でも初回30日間は無料、その後1,080円/月(プライム会員は980円/月) |
3 | ![]() |
Apple Music | ・iPhoneやAirPods Pro等の対象のApple製品を持っていれば初回6ヶ月無料で聴き放題 ・条件なしでも初回30日間は無料、その後は1,080円/月 |
4 | ![]() |
Spotify | ・フリープランは無料で聴き放題だが、曲がシャッフルされて好きなアーティストの好きな曲が聴きづらい ・Premiumなら初回30日間無料、その後は980円/月 |
5 | ![]() |
LINE MUSIC | ・初回1ヶ月は無料で聴き放題 ・通常980円/月だが学生480円などのプランもあり。学生ならコレ |
6 | ![]() |
AWA | ・初回1ヶ月は無料で聴き放題 ・通常980円/月 |
7 | ![]() |
YouTube | ・Youtubeにアップロードされている曲はいつでも無料で聴ける ・データ通信をしたくない場合は事前ダウンロードも可能だが、著作権侵害をしているコンテンツの保存はNG |
楽天ミュージック
楽天ミュージックは、初回60日間聴き放題が可能なミュージックアプリで、制約条件がない中での無料期間としては最長クラス。
音楽の種類も豊富で、プレイリスト作成機能やオフライン再生機能等も具備されているため、他アプリと比較しても機能も充実。
さらに楽天ミュージックが優秀なのは、楽天カードの場合、有料期間に突入したとしても780円/月で聴ける上に、1日1曲聴くことで、毎日1ポイントの楽天ポイントがもらえるため、さらなる値引きが可能という点。
また、楽天ミュージックに登録することで、楽天の他サービスの値引きクーポンももらえるためもはや実質無料と言っても過言ではないサービス。
楽天カード持ちなら登録しておいて損はない音楽アプリです。
Amazon Music
Amazon Musicは、プライム会員なら無料で使える「Amazon Music PRIME」と、制限なしで1億曲が聴ける「Amazon Music Unlimited」の2種類があります。
PRIMEの方は、聴ける曲に制限がかけられており、その設定は明らかにされていないですが、肌感でいうと新しめの曲は比較的聴けて、古めの曲やマイナーな曲は聴けない印象。
また、プレイリストもシャッフルされることが多く曲順通りに聞けない場合も多いのがデメリットです。
Unlimitedはこれらの制約を無くして完全聴き放題になるサービスで、1ヶ月間無料であったり、キャンペーンによっては3ヶ月無料になることもあります。
少なくとも1ヶ月は無料にできるため、プライム会員でなくても登録してみるのは良いでしょう。ちなみにプライム会員の場合、無料期間が終わったあとの金額も通常時よりややお得です。(通常1,080円/月がプライム会員だと980円/月)
Apple Music
Apple Musicは、対象のApple製品を持っている場合はなんと6ヶ月無料で聴き放題になるサービス。
条件付きの無料聞き放題の期間としては最長のサービスです。
対象のApple製品を持っていなかったとしても1ヶ月無料〜キャンペーン期間中であれば3ヶ月無料になることもあります。
また、1度使って期間が空いた人には、再度1ヶ月のキャンペーン期間を設定することもあるのがApple Musicの特徴。
キャンペーンは流動的かつ各個人ごとに適用されるため、一度どのようなキャンペーンがあるかチェックしてみてください。
Spotify
Spotifyは基本無料で使える音楽サービスです。
無料音楽アプリとしては有名な部類に入りますが、やはり無料の場合は制約が多いのも特徴の一つ。
まず、好きな曲が聴きづらい事が多く、基本はシャッフル対応。
この曲がききたい、と洗濯してもシャッフルされて類似の曲からまず聴くことになるケースが多いです。
ジョギングやドライブの際のラジオ感覚で聴くには良いですが、好きな曲を聴きたい際はプレミアムプランが必須。
プレミアムの場合は30日間無料で使えて、制限もなく好きな曲を聴くことができます。
ほぼ他のサービスと金額感も変わらないため、フリープランで使用感に慣れた場合は本サービスを選ぶのもあり。
LINE Music
LINE Musicは無料期間は1ヶ月と他のサービスと同等ですが、有料部分で差があります。
まずは学生の料金が480円/月という点。これは学割のある他サービスとも並びますが、音楽聴き放題サービスとしては最安ランクです。
また、LINEとの連携機能も豊富で、プロフィールに音楽を設定できる他、対象のLINEスタンプが使い放題になるというサービスも付与されます。
LINEをよく使う人や学生におすすめです。
AWA
AWAも1ヶ月無料、かつ有料時は980円と他と遜色なく利用できるサービス。
そのため、もし無料期間を渡り歩くという選択をされる際は選択肢の一つとして考えて問題ないサービスです。
またこちらも学生は480円/月で利用できるため、安さという点では問題ないでしょう。
また、無料で使い始める事も可能ではありますが、フルで聴ける曲が少ないため実質は有料プランがメインとなるサービスです。
YouTube
YouTubeも、音楽を聴くサービスとしては優秀なサービス。
昨今では新進気鋭のアーティストはYouTubeで新曲を公開する事が多く、正直その曲を聴きたいだけであればYouTubeで問題ないでしょう。
ただし、動画部分ももれなくついてくるため、データ容量(ギガ)の消費が早いのが問題。
音楽部分だけであれば1曲あたり4〜5MB程度で済むところ、動画の場合10倍くらいかかる計算とすれば、もし低容量の契約をしている場合はすぐに通信制限となってしまいます。
この部分に気をつければ、好きな曲をアーティストがアップしてくれていれば、好きな曲を無料で聴き放題にできるサービスと言えるでしょう。
オフラインで音楽を聴く方法はある?
サブスク、つまりオンラインで音楽を聴く際に気になるのがデータ容量、つまりギガの消費。
ギガを使わないで音楽を聴く方法としては、アプリ内でオフライン利用ができる音楽アプリを選択すれば可能です。
具体的には以下サービスでできます。
- 楽天ミュージック
- Amazon Music Unlimited
- Apple Music
- Spotify Premium
- Line Music
- AWA
- Youtube
これらのアプリで登録を実施すれば、オフラインで音楽を聴くことができます。
ただ、この場合は次に木にするべきなのはスマホ自体の空き容量。
1曲あたり3〜5MB程度のため、100曲〜ダウンロードすれば1GBを使ってしまうケースも。
容量と相談しながら、効率よくオフラインで音楽鑑賞をしましょう。
オフラインでの視聴は合法?
基本的に、オフラインで視聴する機能がある音楽アプリはダウンロード視聴も合法です。
ただし、YouTubeで違法アップロードされたものを端末に保存し視聴することは違法となります。
ストリーミング再生は現状は法律で制限されていませんが、法で規制される可能性もあるため視聴は公式がアップロードした動画を視聴するようにしましょう。
もしくは、音楽配信アプリで視聴、がベストです。
まとめ
スマホで音楽を無料で聴く方法についてまとめました。
無料期間を持って別サービスへ乗り換えるのもよし、自分にあったサービスを選ぶのもよしです。
本記事が音楽サブスクの選択の一助になれば幸いです。