本記事では、スマホアプリ「TABETE」の利用方法や利用のために必要な金額、
実際に使ってみたお得感などをまとめています。
目次
フードロス削減アプリ「TABETE」とは
TABETEは、株式会社コークッキングにより運営されているスマホアプリです。
SDGs関連でも良く話題になっている、「フードロス問題」を解決するためのアプリとなっています。
具体的には、飲食店などで廃棄予定となってしまう食べ物を、お店側がアプリに安く出品することで、それを見つけた利用者がお得に食べ物をゲットできる、というアプリです。
(アプリ内ではこれを「レスキュー」と呼んでいます。)
これまでは廃棄するしかなかった食べ物なので、
お店側は少しでも売り上げにつながりますし、消費者側は通常より安く食べ物が手に入る、
win-winの関係を作り出すアプリです。
TABETEの利用方法について
TABETEは以下からインストール可能です。
アプリを開いたあと、ユーザ登録が必要です。
メールやFacebookのユーザ連携等で登録可能です。
ユーザ登録および、月額利用料は無料なので、好きな方法でユーザ登録しましょう。
ユーザ登録が完了すると、レスキュー希望(食材が余ってる店舗)がリストで表示されます。
都道府県や最寄り駅などで検索できます。
助けを求めているお店で、欲しい商品があれば、レスキューを行います。
支払いは事前に、クレジットカードを登録することで可能です。
指定時間になれば、お店に行き、スマホを見せて商品を受け取るだけです。
基本的には廃棄予定となっている商品のため、その日に食べることが前提となります。
TABETEの利用料金
TABETEの利用ですが、先述したとおり「登録無料」で、食べ物をレスキューする際の購入代金のみが必要となります。
購入代金は品物によってまちまちですが、最大でも680円は超えないよう設定されているようです。
レスキューパスとは?
レスキューパスとは、TABETE内で使えるクーポンです。
TABETEを数回利用すると、レスキューパスがもらえ、次のレスキューに使うことができるようになります。
TABETEはお得なの?
結論から言いますと、 かなりお得 です。
(後述しますが、あくまでもアプリ版でのTABETEの評価です。)
複数店舗確認しましたが、体感的にはとても安く設定されている印象です。
ただし、TABETEについては、まだ店舗数がそれほど多くはなく、
主に都心部に集中しているため、地方の方がいまアプリを入れる必要性はないです。
TABETEに登録している店舗が近所であったり、帰り道に立ち寄れるような場所であれば、入れておいて損はないでしょう。
また、消費者として気にしておく部分としては、これは本当に安いのか?を毎回疑った方が良いです。
悪質なお店がもしあれば、通常金額を高めに設定して、TABETEの販売価格をいつもの価格くらいに設定したりすることもできますので、
本当に欲しいものを、本当に安いと思った時にだけ買うようにすると良いでしょう。
個人の感想ですが、TABETE公式サイトにある「レスキュー掲示板」での全国直送サービスは、うーん?というイメージです。
定価の数%OFF程度のものであったり、定価がそもそも高すぎるのでは?と感じるものであったり。
物にはよりますが、あまりお得感は感じられませんでした。ここは改善した方が良いでしょうね。
TABETEの改善点
TABETEは、先述したとおり、2021年5月時点でほとんど都心部に対象店舗が集中しており、
地方にはほとんどない状況です。
例えば普通のスーパーマーケット、コンビニなど、だれでもすぐ取りに行けるような場所がたくさん登録されていれば、
もっと利用価値が出てくると思います。
特にコンビニなんか、売れ残りいっぱいありますからね。
個人的には賞味期限をちょっとだけ過ぎたようなものでも、安くすることで需要はあると思います。
売ってはいけないという規制があるのかもしれませんが。
まとめ
以上、TABETEの利用方法とお得感を解説いたしました。
このようなアプリはとにかく、いかに広い地域で、いかに多くの店舗で使えるようになるかという点と、
変なお店が増えないか(定価で販売しようとする悪質な店舗が増えないか)によると考えます。
(昔流行ったクーポン系サイトも、そういった問題点があり、廃れていった印象です。)
取組は非常に良いので、応援したいと思っています。
皆様もぜひダウンロードしてみてください。