夫婦やカップルが長年付き合っていると、相手が浮気しているかもと感じるケースが出てきます。
ただ、浮気の兆候があっても直接相手には聞けないし、どうやって確認すれば良いかも分からない人が多いのも事実。
今の時代、マッチングアプリやSNSも増えてきた関係で、浮気相手や不倫相手とのやりとりもスマホを使ったものであることがほとんどです。
そんな人向けに、本記事では浮気調査をスマホアプリで実施する方法について記載します。
スマホアプリを使った浮気調査の方法について
浮気調査の王道として「行動履歴」と「密会相手」の情報を得るのは重要です。
今回は、スマホアプリを使って
- マッチングアプリを使ってないか
- 今どこにいるか(位置情報)
- 誰とやりとりしているか(メッセージアプリ)
マッチングアプリで浮気調査
現代の浮気はかなりの確率でマッチングアプリを使っていますので、潜入して調査が確実です。
マッチングアプリは近所の人とマッチングできる機能がついているので、プロフィールを見ると本当にすぐ「この人だ」とわかります。
浮気をする人は複数使い分けてる事が多いので、メジャーどころのマッチングアプリを入れておけばまず間違いなくどれかに引っ掛かるでしょう。
メインどころは「pairs」「タップル」「イククル」。
この3つを入れておけば、調査には十分。
女性なら無料で使えますし、相手のスマホを見ることなく浮気調査をする確実な方法です。
イククルは特に目的がハッキリしているので、最も可能性が高いかもしれませんね。
今どこにいるか(位置情報)を知る
相手の居場所を把握するのも調査として有効です。
特にスマホは位置情報を得るのには最適なツール。ただ、専用のアプリが必要なケースが多いです。
パートナーの位置情報を知ることができるアプリですが、これは自分だけでなく相手もアプリをインストールしている必要があります。
例えば
「子どもの見守りに、アプリを入れて欲しい」
「無くしたiPhoneを探してほしいから、アプリを入れて欲しい」
といった口実で、相手が自発的にアプリをインストールするように仕向けましょう。
Life360
Life360は、子どもの見守りのためのアプリとして世界中で使われている最もメジャーなアプリの一つです。
相手のスマホと自分のスマホにアプリをインストールし、サークルと呼ばれるグループを作成することで、サークルに所属するお互いが位置情報を共有できる、というアプリです。
その後、相手の現在地や移動履歴を、自分のスマホに入れたアプリから確認することができます。
特に、「追尾」モードでは、相手の現在地だけでなく移動ルートや滞在時間も見ることができます。
また特定のエリアに入ったら通知をする、なんてことも可能ですが、この場合相手にも通知が行くことになるので、あまり多用すると相手がアプリの存在を意識してしまうので注意しましょう。
iシェアリング
iシェアリングも同様に、位置情報を共有することができるアプリです。
ロケーション履歴機能では、過去90日分の動きを確認することができますが、無料版では自分の履歴のみが表示され、相手の履歴を確認する場合は有料版のサブスクを契約する必要があります。
また、事前に場所登録をしておくことで、相手がその場所に出入りしたタイミングで自分のスマホに通知を行う、といったことが可能です。
探すアプリ
探すアプリは、iPhoneであればデフォルトでインストールされているアプリです。
相手もiPhoneであれば、最初からインストールされているため、追加でインストールをおねがいする手間は省けます。
位置情報の共有を行うことで、探すアプリから現在地を知ることが可能です。
- お互いがiPhoneであれば追加インストール不要
- ほぼほぼ通知がくることがないため、相手が存在を忘れやすい
- 自信がいくらアプリで位置情報をチェックしていても相手にはバレない
やり取りを知るアプリ(相手にアプリインストール要)
次に、相手がメッセージアプリや通話等で誰とやり取りをしているかを知ることができるアプリをご紹介します。
mSpy
mSpyはApp storeで配信されていない、いわゆる野良アプリに位置付けられます。
本アプリをインストールするためには、iPhoneで「脱獄」と呼ばれる、Appleにより制限されている様々な機能を解放する必要があります。
ただし、脱獄により起きた不具合や故障についてはAppleサポート対象外となるため、リスクがかなりあるという点についてご承知おきください。
mSpyは相手のスマホにインストールすると、誰とメッセージのやりとりをしたか、どんなメッセージか、誰と何分電話したか、などの、相手のスマホの詳細な操作履歴について抽出することができるアプリですが、インストールについては自己責任でお願いします。
ちなみに「mSpy lite」というアプリがAppstoreにありますが、こちらは無料インストール後課金が必要であったり、出来る内容も他の位置情報共有アプリ程度に制限されているため、おすすめしません。
使い方についての参考動画は以下です。あくまでも自己責任で。
ケルベロス
ケルベロスはAndroid限定ですが、SMSの履歴を確認できるアプリです。
それ以外にも位置情報の把握や移動経路の追跡、遠隔でのカメラ操作なんかもできるアプリです。
残念ながらiPhoneには無いですが、Androidでこのアプリを相手に入れる事に同意を得られれば、最強のアプリと言っても良いでしょう。
ただ、あまりに行動内容がバレてしまうので、インストールの同意が取れないNo.1アプリでもあると思います。
相手のスマホへのアプリインストールは違法?
ちなみに、相手のスマホに対して勝手にアプリをインストールすると不正指令電磁的記録提供罪に問われる可能性があります。
くれぐれも勝手にインストールすることなく、あくまで相手の同意に基づいた形で、相手にインストールさせることを心がけてください。
スマホアプリを使わない浮気調査の方法について
相手のスマホにアプリが入っているか確認する、もしくはアプリを入れて行う調査方法をいくつか紹介してきましたが、アプリのインストールに相手が同意してくれないケースもあるかと思います。
かといってこっそりとIDやパスワードを入手して勝手にインストールするのは先述の通りダメなので、スマホアプリをインストールせずに行き先ややり取りを知る方法について記載します。
位置情報を知る(相手にアプリインストール不要)
まずは位置情報を知る方法から。
「探すアプリ」+「Airtag」
位置情報を知る方法のなかで、相手にバレない方法としては現状最高の方法です。
やり方は以下の通り。
Airtagは定価3,800円で購入できて非常に安い上に、硬貨くらいのサイズで小さくかさばりません。
またAirtagは、自身の半径約10m以内にあるApple製品に位置情報を暗号化して共有し、そのApple製品が位置情報を教えてくれるため、相手の端末がiPhoneでなくても対応できますし、Airtag自体の通信料も不要です。
バレないように鞄などの普段使いそうにないスペースに入れておくことで相手の現在地を知ることができます。
- 相手のスマホには何もせずに位置情報を認識できる
- Airtagの購入代金のみを払えば、電池交換タイミング以外は恒久的に利用可能で放置できる
- 相手のスマホにAirtagが近くにあることがバレない
カーナビアプリで確認
車を持っている人は、車のメーカーとカーナビの種類によりますが、
メーカーの専用アプリ等で、「どこに停まっているか」や「どこからどこまで運転したか」を記録できるケースがあります。
例えばトヨタ車だと「MyTOYOTA」アプリの「カーファインダー」機能であったり、ホンダ車だと「HONDA Total Care」アプリの「ドライブノート」機能であったり。
これらは自分のスマホにのみ、アプリを入れておき、ナビで設定をする等で、自車メーカーとカーナビが対応しているかを確認すると良いでしょう。
例えば「ゴルフに行ってくる」といって、ゴルフ場ではない場所に長時間駐車していないか、等がチェックできます。
- カーナビアプリの存在や、何ができるかを知っている人が少ない
- 車にもともと設置されているものを使えば、相手にバレにくい
ドラレコで確認
ドライブレコーダーは、「常時録画」と「イベント時録画」という機能が搭載されています。
イベント時録画は、段差など車に衝撃が加わった際のみ録画されるモードですが、
常時録画については直近の数時間分の運転について録画されるモードです。
相手が怪しい場所に行って帰ってきたあと、この「常時録画」分についてチェックします。
昔からあるドラレコだとSDカード等の外部ストレージに映像が保存されていることが多いですが、
最近のドラレコはスマホとWifi接続ができる機種もあり、こちらもスマホアプリをインストールすることでドラレコと接続し、映像を確認することができる場合があります。
自宅でお持ちのドラレコの機種と合わせて確認してみてください。
- ドラレコは音声も録音されており証拠の内容が多い
- 機種によるが、スマホアプリで手軽に確認できる
交通系ICカード明細で確認
車をもっていない場合や、電車移動が多い場合、交通系ICカードの明細で行き先を確認することができる場合があります。
おすすめは「マネーフォワード」などの家計管理アプリにカードを紐づけることです。
通常、交通系ICカードについては利用明細でWebやアプリ上で行き先と料金が見えるのですが、
毎回ログインしてチェックするのが面倒だったりするので、
最初に「家計を管理したい」等の名目で、アプリに紐づけると、
家計管理のアプリ内の利用明細で「A駅〜B駅 200円」のように、行き先と料金が見える場合があります。
通勤ルート以外の駅で下車していたりといった内容を把握することが可能です。
- 家計管理という名目でカード明細と紐付けやすい
- いつもと違う場所での途中下車が判断しやすい
やり取りを知る(追加アプリなし)
相手とのやり取りが「LINE」で行われている事を前提に、やり取りの内容を知る方法について記載します。
ここから先は、「相手のスマホを見る」という行為になりますので、プライバシー侵害による損害賠償が発生する場合がありますので、注意してください。
LINEの通知画面を確認する
LINEでメッセージが来た時に、デフォルトの設定だと、通知欄でメッセージの最初の部分を読むことができますので、怪しい相手のトークの名前を知る、程度には利用できます。
ただし、相手のLINE起動にパスコードを設定されていたり、アプリの設定でメッセージ通知の内容表示オプションがOFFになっている場合は、この方法は利用できません。
ちなみに、アプリ単位でのパスコードロックは何もやましい事がない限り通常かけませんので、ここでパスコードがかかっていたら相当怪しいと思っていいと思います。
- ロック画面でも確認ができる
- スマホを開かず通知が消えない限り、見たという事実が相手にバレない
LINEを既読にせずトーク内容を確認
相手のトーク内容が気になる、でもLINEを開くと既読が消えてバレてしまう、という人には、
「トーク」画面からプレビューを見るという方法で、既読をつけないことが可能です。
やり方は、「トーク画面でプレビューを見たい人の名前部分を長押しする」だけ。
長押しして開いたプレビュー画面は、会話のやり取りではない部分をタップして閉じましょう。
やり取りの部分をタップしてしまうと、既読がついてしまいます。
また、この方法を利用する際は、相手のLINE通知が消えている状態で行いましょう。
スマホを見ていない時間にLINEが来ているのに、通知画面に何も表示されてない、ということが続くと、
勘のいい人なら「相手がスマホを開いている?」ということに気付かれる可能性があります。
- 既読をつけないので相手がLINEの内容を見たというのがバレない
- 直近の会話の内容を簡単に見ることができる
機内モードにしてLINEを開く
既読にせずメッセージ内容を確認するために、機内モードにするというのも一つの手段です。
機内モードにして、Wi-Fiも切る事で、LINEを開いて読んでも既読は消えなくなります。
新しいLINEメッセージも来なくなるので、通知が消えるリスクもないですね。
トーク履歴を確認した後は、機内モード解除+Wi-Fiを戻すことも忘れずに。
トークの非表示リストを確認する
やましい相手とのやり取りは、普段からトーク非表示にしている可能性があります。
トークを非表示にしているリストを確認するには、ホーム→右上の設定マーク→一般からトーク→非表示リストを確認してください。
非表示にしているトーク相手がいれば、そこに表示されています。
位置情報とやり取りがわかったあとは
これまでの方法で、
- 浮気の可能性(クロか、シロか)
- (クロの場合)旦那/妻が現在どこにいるか
- (クロの場合)旦那/妻が誰とどんなやり取りしているか
がわかったかと思います。
ただし、この内容を相手に伝えてもシラをきられる可能性が高く、場合によっては先述した通り「勝手にスマホを見た」「勝手にスマホを操作した」と、訴えられてしまうリスクもありますし、それ以降証拠を残さない動きをされる恐れがあります。
位置情報とやり取りがわかったあと、確実な証拠集めには、探偵への依頼が必要です。
探偵の調査費は正直、安くはないです。
そのため、「この場所にいる可能性が高い」「この人が怪しい」という情報があるだけで、
依頼する期間をかなり短縮させ、依頼費用を抑えることが可能です。
探偵については、いくらかかるのか、どこに相談したら良いか、なかなかわからない人も多いと思いますので、
予算や地域によっておすすめの探偵社を紹介してくれる全日本優良探偵業協会への相談がおすすめ。
Webで無料診断も可能ですので、一度検討してみては。

まとめ
浮気調査をスマホで行う方法について記載しました。
一部airtagやカーナビ等、別ツールを要する方法もありますが、基本的にスマホでできることは多いです。
スマホには様々な行動履歴やデータが残っているため、これらをできる範囲で活用し、浮気調査へと結びつけてみてください。