大学生のアルバイトの選択肢の一つである家庭教師。
家庭教師は時給もよく、かつ、特に大学に入ったばかりの人は受験勉強の知識が一番ある状態のため、需要と供給がマッチしているバイトとして大学生に人気です。
ただ、これまで家庭教師のバイトは以下の問題がありました。
- 基本は平日夕方であることが多いため他の予定が入れにくい
- ドタキャンが多く、時間が無駄になることがある
これらの問題を解決するのが、オンライン家庭教師です。
コロナ禍以降、特に注目を集めるようになったオンライン家庭教師は、アプリでも提供されているものが多く、時間を問わない働き方として注目されています。
今回は、このオンライン家庭教師アプリを比較し、どれが効率よく稼ぐ(報酬がもらえる)ことができるかを記載していきます。
目次
オンライン家庭教師アプリ一覧
以下、オンライン家庭教師のアルバイトにおすすめのアプリ一覧です。
オンライン家庭教師は大きく分けて2つのジャンルがあります。
- 生徒が質問した問題を解いて解説する、解いた問題数で報酬が決まる「歩合制」
- 通常の家庭教師と同様、教えた時間で報酬が決まる「時給制」
それぞれのタイプ別で比較していきます。
歩合制のオンライン家庭教師アプリ
以下、問題を解いて報酬を得ることができるアプリ一覧です。
アイコン | アプリ名 | アプリの特徴 | 報酬額 |
![]() |
Rakumon | ・小、中、高の問題を解いて画像とチャットで回答するだけ ・時間を問わず働ける |
100円〜110円/問 |
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スナップアスク | ・ユーザが投稿するわからない質問に回答し、チャットで解説 ・時間を問わず働けるスキマバイトアプリ |
100円〜/問 |
QandA(クァンダ) | ・投稿された問題を解いていくだけで報酬ゲット ・難しい問題は高い報酬 |
難易度に応じ100円〜200円/問 |
Rakumon
Rakumonは、簡単に言うと「生徒が解けない、または教えてほしい問題を、解いてあげて解説してあげる」というサービスです。
講師役は、ユーザから投稿された色々な科目の問題に対し、教えられそうな質問をピックアップして、チャットでテキストや写真を用いて教えてあげることで、報酬を獲得できます。
オンライン家庭教師アプリですが、Rakumonの特徴としては
・時間や場所を問わずいつでもできる
・顔出し無しでOK
というメリットがあります。
また、自分が解ける問題だけを選択できるので、実際の家庭教師のように、難しい問題を提示されて困る、ということもありません。
質問の単価としては100円〜/問ですが、数をこなせば良い時給になります。
Rakumonは生徒側は「3問まで質問無料」を謳っているので、単なる学校の宿題のような投稿も多く、稼ぎやすいのも特徴です。
新しいスタイルでの家庭教師バイト、おすすめです。
スナップアスク
スナップアスクもRakumonと同様に、生徒が登校した質問に答える形式のもの。
答えた質問数に応じて報酬が獲得できます。
またスナップアスクの特徴としては時間制セッションがあり、チャットで決まった時間にリアルタイムで解説するという機能もあります。
質問に答えたり時間制セッションをこなしていくことで実績がたまり、生徒からの高評価がつくことで、別の生徒からの指名質問がくることも増えるため、より稼ぎやすくなります。
基本的にはRakumonと同じシステムのため、質問を自分が好きなタイミングでピックアップすればよいので、掛け持ちすることも可能です。
QandA
QandAは特殊で、「問題を見る際にコインを預け(デポジット)し、解けたら預けたコイン+報酬のコインが支払われる」というものです。
この預けられたコインは、問題に対して積み上がっていき、問題を解いた人が最終的にもらえる仕組みになっています。
つまり、問題を見るだけ見て諦めた人が多ければ多いほど報酬が高くなる、難しい問題ほど報酬が高くなる仕組みです。
報酬が高くなるといっても、多くは200円/問程度。
ただ他のアプリがおよそ1問当たり100円の報酬であることを考えると、良心的かもしれませんが、他の講師が解けないような問題であると考えるとコストパフォーマンス的にはイマイチかもしれません。
質問数はかなり多いため、他アプリと同様100円〜の問題を狙って回答していくと、より効率よく稼ぐことができます。
時給制のオンライン家庭教師アプリ
時給制のオンライン家庭教師アプリは以下の通り。
アイコン | アプリ名 | アプリの特徴 | 報酬額 |
Manabo | ・歩合制アプリ+時給制アプリのハイブリッド ・問題に対して、通話しながら指導する形式 |
1,500円〜/h | |
ポケットスタディ | ・質問された内容に対して、1:1の個別指導 ・時給は自分で設定できる |
1,600円〜/h | |
マナリンク | ・指導内容や料金は講師が自由に決められる ・講師としてのカリキュラムを自分で組む必要あり |
2,000円〜5,000円/h |
Manabo
Manaboは先ほど紹介したRakumonやスナップアスクと同様に、生徒からの質問に対して答えられそうなものを回答していくタイプですが、異なっているのはチャット+通話でリアルタイムに回答、解説を行っていくタイプであるという点。
生徒がチャットのみを希望する場合、声での会話は不要となりますが、生徒と話しながら質問回答をしていく形になります。
問題解説できればよいので、実際の家庭教師のように事前に「何を教えよう」「どういうカリキュラムを組もう」という悩みもなくてよいのがメリット。
その分、別のことに時間を割けるので効率が良いバイトとして働けます。
ユーザ側の生徒からすると「わからないところだけ教えてくれる塾」という認識なので、講師側も気軽に回答することができるのが、このManaboです。
ポケットスタディ
ポケットスタディは、生徒からリクエストされた質問に対して1:1の授業を個別に行うタイプのものと、60分などの時間指定で授業を行うタイプのものがあり、これらは基本的に時間制になっていて、「授業」という形式をとる形になります。
そのため、科目ごとにある程度教えるためのノウハウがあると望ましいですが、講師のマニュアルも用意されているため始めての人でも教えられる仕組みが整備されています。
報酬は講師側が決めることができるので、自身が納得のいく報酬で設定できるのもメリット。
またポケットスタディは2021年に開始したサービスなので、講師陣もまだ少なく、始めてから人気講師になるチャンスが他アプリに比べて高いのも特徴です。
マナリンク
マナリンクは「授業内容」「報酬」を自分で決められるのが特徴のオンライン家庭教師アプリ。
そのため、どちらかというとこれまで塾講師であったり他社の家庭教師の経験があり、ノウハウがあるほうが望ましいです。
ただその分、時給も他アプリより平均的に高いのも特徴。
週1回で60分1コマの授業でも、平均すると1万円〜/月の報酬が見込めます。
短い時間で始められるので、他の家庭教師アプリとの掛け持ちも可能。
他アプリで実績をつけて、ノウハウをためてからマナリンクへ登録してみるというのも良いですね。
まとめ
大学生のアルバイトにおすすめのオンライン家庭教師アプリについて紹介しました。
時間と場所の制約がないうえに、通常の家庭教師並みの報酬が得られるのはコストパフォーマンスが高いです。
特に、まだ高校までの勉強を覚えている大学1〜2年生のうちに始めておくことをおすすめします。