本記事では、移動でポイントが貯まるアプリ「トリマ」について、
マイル(ポイント)取得を自動化させる方法について記載していきます。
本サイトはiPhone解説ブログとなっておりますので、iPhone限定の方法を記載します。
また、脱獄など、故障時の保証が得られない方法はせず、他のデバイスも利用せず、あくまでiPhoneの正式な機能を用いて実施します。
目次
トリマとは
トリマとは、移動するだけでポイントが貯まる、昨今注目を集めている「移動系マイル」アプリです。
トリマは以前からリリースされていたアプリですが、同様のアプリであるmiles(マイルズ)がヒットしたことで、トリマも注目をあつめることになりました。
本アプリの特徴は、移動によるマイルと、歩数によるマイル、また、アンケートやその他ミッションなどでもマイルを集める事が可能です。
ただ、milesとの大きな違いは、「アプリを起動して複数回タップしないとマイルを回収する事ができない点」です。
さらに、回収せずに貯められるマイルには上限が決まっており、移動が無駄になってしまう事があります。
ここは、トリマの大きなデメリットになっています。
ということで、本記事ではトリマでのマイル取りもれを防ぐため、「なんとかマイル回収を自動化できないか?」ということを考えました。
トリマのマイルが貯まる条件
まずは、トリマのマイルが貯まる条件について整理します。
・10km移動するごとにマイルが貯まる(動画視聴で1/3に縮める事が可能)
・1000歩歩くたびにマイルが貯まる(アイテム交換で500歩ごとにする事が可能)
マイルが貯まると、アプリ起動で「回収」をする事ができます。
「移動」については、回収をしないと、次のマイルが貯まらない仕様になっていますので、タンクが3つの場合、30km移動するごとにマイル回収をしないと移動マイルを損してしまうことになります。
歩数に関しては、1日1回の回収でOKです。
回収の際、動画視聴でボーナスマイルを獲得する事もできます。
以上が、トリマのマイルが移動と歩数で貯まっていく条件です。
この条件をもとに、iPhoneでのトリマのマイル回収自動化手順について記載します。
トリマのマイル回収の自動化手順について
今回、AppleがリリースしているiPhoneアプリ「ショートカット」の「オートメーション」を使って回収します。
やり方は「特定の時間になった時に、自動でトリマアプリを立ち上げ、タップを始める」という方法です。
以下、具体的な手順です。
ショートカットアプリのダウンロード
もし手持ちのiPhoneにショートカットアプリが入ってない場合、以下からダウンロードします。
ショートカット
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トリマを自動で開く設定
以下の手順で設定を行います。
・ショートカットアプリを起動し、オートメーションをタップ
・「個人用オートメーションを作成」をタップ
・「時刻」をタップ
・時間を、通勤や通学などで、いつも目的地に到着する時間に設定し、繰り返しを「毎週」の特定の曜日、もしくは「毎日」を選択
・「アクションを追加」をタップし、「Appを開く」と検索、その後App部分に「トリマ」を選ぶ
・「実行の前に尋ねる」をOFFにする
これで、決まった時間にトリマを開く事ができます。
上記の時間設定については複数のオートメーションで設定できるので、
例えばその日もう移動や歩数の上昇がない時間(家にいる時間等)にも設定を入れておくと良いかもしれません。
本当は、特定の移動場所に到着した際にトリマを自動で開く設定としたかったのですが、
2021年11月現在において、特定の場所に着くことによるアプリ自動起動は対応していなかったため、上記の方法としています。
自動でマイル回収
次に、マイル回収です。
先程作成した、トリマ起動のオートメーションに対して、アクションの追加を行います。
・設定したオートメーションの「行う」をタップし、「スイッチコントロールを設定」を検索し、設定
・「スイッチコントロールをオンに変更」とする
・次のアクションを追加するため、「待機」を検索し、「30秒待機」とする
・さらに次のアクションとして「スイッチコントロールを設定」を検索し、「スイッチコントロールをオフに変更」とする。
これができたら、次は「スイッチコントロール」側の設定に移ります。
スイッチコントロールの設定
スイッチコントロールとは、自動化において
「あらかじめ決められた場所のタップを自動で行う機能」と思ってもらって良いです。
手順は以下の通り。
①設定→一般→アクセシビリティ→スイッチコントロールの順にタップ
②(スイッチコントロールを使用した事がない場合)スイッチ→新しいスイッチを追加→画面→フルスクリーン→タップを選択
③スイッチコントロール→レシピ→新規レシピを作成→スイッチを割り当てる→②で作ったスイッチを選択→カスタムジェスチャを選択
④ここで、トリマのトップ画面の「移動」「マイル25獲得」「歩数」のタップ位置にあたる部分を順にタップし、保存をタップ
⑤レシピに名前をつけ、レシピ→レシピを起動→④で作ったレシピを選択
これで準備は完了です。
上記のスイッチコントロールでのアクションは、トリマ起動後にまず移動のマイルを獲得し、歩数のメニューに移動して歩数マイルを獲得、また移動のメニューに戻りマイルを獲得する、という行為を繰り返すアクションとなっています。
自動化手順を実行するとどうなるか
上記手順を言葉で説明すると、
「指定の時間になったら、トリマが起動し、マイル回収のタップを勝手に始める」
という事になるのですが、
ここで問題があります。
iPhoneのスイッチコントロールは、2021年11月現在、1回は画面タップをしないと発動しない
という問題です。
指定の時間に、かならずiPhoneを見る、という動作を行わないと、タップができずにスイッチコントロールが終了してしまうという問題があります。
これを解決するために、
「時刻ではなく、別のアクションが発生した時(画面を必ず見るとき)に、アプリを立ち上げる」
というオートメーションにする手法もあります。
例えば、帰宅して充電器に接続した時にアプリを立ち上げるという設定もオートメーションから可能です。
この際、必ず画面は見ると思うので、スイッチコントロールが起動したあと複数回タップ連打しておく、ということでマイルの自動受け取りは可能となります。
歩くだけでポイントが貯まるアプリ
トリマ以外にも歩くだけでポイントが貯まるアプリがあります。
Miles(マイルズ)
移動系アプリで有名なmiles。
トリマとは異なり、移動後にアプリを開かなくてもマイルが貯まっていくのが特徴ですね。
以下からダウンロードするだけで300マイル、さらに特別コード「B6ZYXT」を登録するだけでプラス500マイルもらえます。
Miles (マイルズ) – すべての移動に、マイルを
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スマホに入れて移動するだけでトリマ+マイルズのポイント二重取り。もはや入れない理由がないアプリです。
あるくと
移動するだけでマイルが貯まる、トリマと同時に使いたいアプリの一つが「あるくと」です。
歩数計アプリ -aruku&(あるくと)-
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本アプリも、歩いてミッションを達成するだけでTポイントがたまったり、懸賞に応募したりすることもできます。
トリマはAppストアのランキングでも1位を獲得したりと、かなり有名なアプリですが、まだ「あるくと」は知名度が低めなため、懸賞も狙い目。
トリマとも併用できてポイント多重取りができるので、入れておいて損はないアプリです。
まとめ
以上、トリマのマイル自動受け取りについて記載しました。
スイッチコントロール起動後のタップが必須、ということで半自動となっていますが、
参考にしていただければ幸いです。
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