毎日のニュースで流れてくる事件や事故の報道。
特に多いのが子供が巻き込まれてしまう犯罪。
学校からの帰り道での被害だけでなく、SNSを使ったものなど自宅にいても犯罪に巻き込まれてしまうケースが増えており、子どもの犯罪被害件数は年間2万件にも迫る勢いです。
子供が犯罪に巻き込まれるリスクは、少しでも減らしたいですよね。
今回は、子どもが犯罪に巻き込まれないための、防犯に役立つアプリについてご紹介します。
目次
防犯アプリの種類について
防犯アプリには、大きく分けて以下2種類です。
・外出時の防犯アプリ（位置情報、ブザー等）
・在宅時の防犯アプリ（スマホ見守り等）
これらそれぞれに分けて記載していきます。
外出時の防犯アプリ
Life360
Life360は、子どもの見守りのためのアプリとして世界中で使われている最もメジャーなアプリの一つです。
相手のスマホと自分のスマホにアプリをインストールすることでお互いが位置情報を共有できるようになります。
相手の現在地や移動履歴は、自分のスマホに入れたアプリから確認できるので、子供がいつどこに行ったかがわかる仕組み。
特に、「追尾」モードでは、相手の現在地だけでなく移動ルートや滞在時間も見ることができます。
また特定のエリアに入ったら通知をする、なんてことも可能ですが、この場合相手にも通知が行くことになるので、あまり多用すると相手がアプリの存在を意識してしまうので注意しましょう。
iシェアリング
iシェアリングも同様に、位置情報を共有することができるアプリです。
ロケーション履歴機能では、過去90日分の動きを確認することができますが、無料版では自分の履歴のみが表示され、相手の履歴を確認する場合は有料版のサブスクを契約する必要があります。
また、事前に場所登録をしておくことで、相手がその場所に出入りしたタイミングで自分のスマホに通知を行う、といったことが可能。
Life365と機能は似ているので、インタフェースの使いやすさ、見た目の好みなどからどちらを使うかを決めてもよいかもしれません。
御守りブザー
御守りブザーは、ワンタップで大音量のブザーが鳴らせるアプリ。
不審者に襲われそうになった時などにブザーを鳴らして周りに知らせたり、110番通報もできるアプリです。
またApple watchにも対応しているので、Apple watchを持っている人にはより使いやすいアプリになっています。
他にも現在地のシェア機能で親のLINEに現在地を送信する機能もあり、幅広いニーズをカバーしているのでこれ1つでもいいレベル。
防犯のために子供のスマホに入れておきたいですね。
Digi Police
Digi Policeは犯罪発生状況や防犯に役立つ情報を提供してくれるアプリですが、本アプリは特に女の子のスマホに入れておくのがおすすめ。
本アプリの最大の特徴「痴漢撃退」機能。
これは、スマホ画面にでかでかと「痴漢です 助けてください」という文字を出すことで、怖くて声を出せない状態の子でも周りに助けを求めることができる機能です。
ツイッターとかでも一時有名になりましたね。
子供のスマホに入れて使い方を教えてあげると良いでしょう。電車通学の子におすすめ。
在宅時の防犯アプリ
コドマモ
コドマモは、「子供のスマホ利用を安全なものにする」アプリ。
例えば、スマホで猥褻な画像を撮影した場合、本アプリに搭載されているAIエンジンがそれを検知し、親のスマホに通知させるという機能があります。
他にも、子供のスマホ利用時間をコントロールするための機能もあり、まさに子供のスマホ管理のオールインワンアプリ。
最近は子供のスマホから犯罪に巻き込まれるケースも増えているので、本アプリのインストールはもはや必須レベルです。
Google ファミリーリンク
Googleもスマホ見守りアプリ「ファミリーリンク」をリリースしています。
本アプリは、子供のスマホ利用時間の上限を管理したり、スマホにインストールされたアプリを確認したり、位置情報を確認したりといった事ができるようになります。
アプリとしてはやはりGoogleが出しているだけあって機能も充実して優秀。
ただし、Googleアカウントが必要であったり、ファミリーリンクを解除するための裏技等も出回っていたりとデメリットもあるので一長一短です。
まとめ
子供の防犯におすすめのアプリを記載しました。
今や、家の外だけでなく家の中でも子供の犯罪に巻き込まれるリスクは高まっているため、リスク低減のためにこれらのアプリを活用してみてください。