2022年末に登場したOpenAI社が開発したChatGPT。
自然言語で対話できるAIとして、様々な分野への活用が話題となっていますが、そのうちの一つが「勉強」分野への活用です。
わからない問題を聞く事で、簡単な問題であれば即時で回答が返ってくるため、宿題を解く際に利用する学生も増えています。
今回は、このAI「ChatGPT」を利用して宿題をやってもらう方法とそのデメリットについて解説します。
目次
ChatGPTを使った宿題のやり方
手順は以下の通り。
- ChatGPTに登録
- AIに解いてほしい問題を投げかける
以下で詳細に解説していきます。
ChatGPTに登録
ChatGPTはメールアドレスと電話番号(SMS)で登録が可能。
まず公式サイトにアクセスし「sign up」をクリック。
メールアドレスを入力した後、認証コードを受け取るための携帯電話番号を入力して認証します。
認証が完了したら、「Try it」ボタンで利用ができるようになります。
AIに解いてほしい問題を投げかける
テキストエリアに、解いてもらいたい問題を投げかけてみましょう。
多少時間はかかりますが、ChatGPTが問題文を理解し、適切な答えを返してくれます。
ただ、デメリットとしては「機械学習の元となっているデータは2021年までのもの」という点があります。
時事問題のような問いかけは難しく、正確性に欠ける可能性があるという事は知っておいた方がよいです。
ChatGPTが使えない場合
ChatGPTは、良く日本時間の夜に利用制限がかけられます。
理由としては、アクセスが集中してサーバに負荷がかかるため。
サーバダウン防止のため、ある程度のアクセスが来たら自動的に制限がかけられるようになっていると想定します。
この場合、課金しないと利用はできないので、使えるようになるまで待ちましょう。
ChatGPTを宿題に使うことのデメリット
便利なように見えるChatGPTですが、デメリットも多くあります。
間違った答えが返ってくる事がある
ChatGPTは2021年までの知識を学習しているので、最新情報には対応できません。
そのため、時事問題には弱いという特徴があります。
また、歴史的な事実であっても物によっては不正確な回答が返ってくる事もあり、100%正しい答えが返ってくるわけではない事についても知っておくと良いです。
文章でしか問いかけができない
難しい問題は、数学や化学など複雑な数式が絡むものが多いです。
式を入力できれば良いのですが、ChatGPTはテキストデータによる質問に対する回答を返すAIです。
写真で問題を撮影して、その内容を認識するという機能は残念ながらありません。
もし撮影した問題を解いてほしいという事であれば以下のRakumonアプリがおすすめ。
Rakumonは、わからない問題を写真で撮影するだけで、アプリに登録された専門講師が実際に解いてくれるアプリで、3回分までの利用チケットがなんと無料で利用できる家庭教師アプリ。
今回だけ何とか乗り切りたい!という人におすすめです。
また同様の質問アプリとして「教えて!goo」も合わせて活用すると良いでしょう。
専属の講師はいませんが、利用ユーザが多く回答が早いのが特徴のアプリです。
AIを使った事がバレる可能性がある
AIの文章は、比較的ワンパターンでわかりやすいのも特徴。
AIで出力された文章をそのまま利用すると「AIを利用した」という事がバレる可能性があります。
もしそれが困る、という方は別の方法を利用した方が良いでしょう。
まとめ
ChatGPTの宿題への適用について記載しました。
そもそも宿題は本人の学びのために出されているので、学校によってはAIを使う事や他にお願いする事等が禁止されているケースもありますので、無闇に使うのではなく適度に活用していくことをおすすめします。