iPhoneを使っている人はデフォルトで利用できる水平器(水準器)。
iPhoneでは「計測」というアプリの1つの機能として提供されています。
計測
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家の傾きを調べたり、壁掛け棚を作ったりする等の理由で利用する方は多いと思いますが、iPhone6以降はカメラの出っ張りがある関係で、正確な傾きを測りにくいですよね。
本記事では、iPhoneの水平器でカメラの出っ張りの影響を無くす方法について記載していきます。
目次
iPhoneのカメラの出っ張りによる水平器への影響
まずは、カメラの出っ張りがどのような影響を及ぼすのかを記載します。
筆者はiPhoneXを使っていますが、ケースなしで床に置くと、カメラの出っ張りでガタガタ。
計測した結果は以下のとおり、-1°でした。何度測っても同様の結果。
iPhoneの水平器の計測結果はおおよそであると公式も謳ってはいるものの、やはりカメラの出っ張りは水平器に影響を及ぼすようです。
iPhoneのカメラの出っ張り部分の厚みについて
以下、iPhoneごとにカメラの出っ張り部分の厚みについてまとめました。
機種 | カメラの厚み |
iPhone14 Pro/ 14 Pro Max | 4.18mm |
iPhone14 / 14 Plus | 3.42mm |
iPhone13 Pro/ 13 Pro Max | 3.6mm |
iPhone13 | 2.59mm |
iPhone13 mini | 2.51mm |
iPhone12 Pro Max | 2.79mm |
iPhone12 Pro | 1.72mm |
iPhone12 / 12 mini | 1.51mm |
iPhone SE(2代目/3代目) | 0.87mm |
iPhone 11 Pro/ Pro Max | 1.21mm |
iPhone 11 | 1.48mm |
iPhone XS/ XS MAX | 1.4mm |
iPhone XR | 1.56mm |
iPhone X | 1.24mm |
iPhone 8 | 1.09mm |
iPhone 8 Plus | 0.87mm |
iPhone 7 Plus | 1.31mm |
iPhone 7 | 0.93mm |
iPhone 6s Plus/ 6 Plus | 0.67mm |
iPhone 6s/ 6 | 0.77mm |
最新機種ではカメラの出っ張りがより顕著になっていることがわかります。
iPhone Xの1.24mmでも-1°のズレだったので、iPhone14 Proの厚みだと相当なズレにつながると想定できます。
カメラの出っ張りを無くす方法
以下、カメラの出っ張りをなくし、水平器を正しく動作させる方法です。
ケースをつける
確実なのが専用ケースをつけるという方法。
ただし、専用ケースによってはカメラ部分を保護するために、カメラよりも外側を若干膨らませているものもあるため、注意が必要です。
床に置いた際にガタガタさせないために、ボタンの厚みを完全にカバーするようなケースを選択しましょう。
1円玉を使う
ケースが無い場合の苦肉の策ですが、1円玉を使うという方法もあります。
1円玉の厚みは約1.5mm。
機種に応じて背面に複数重ねて貼り付けることで、おおよその水平な値を出すことができます。
SuicaやICOCA等の交通系ICカードを使う
SuicaやICOCAなどの交通系ICカードの厚みは0.76mm。
2枚で1円玉とほぼ同じ厚みですが、微調整に使えるかもしれません。
水平器で傾きがあった場合
上記の策を講じてもまだ水平器が傾きを示す、という場合、計測対象が本当に傾いていると考えて良いでしょう。
もしそれが床の場合、対策としてはリフォームしかありません。
こちらも計測アプリ同様、スマホアプリから無料で見積もり依頼を出すことが可能です。
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まとめ
iPhoneの水平器としての利用について、カメラの厚みを軽減させる方法について記載しました。
本記事が参考になれば幸いです。